
こんにちは、こども発達LABO.のにしむらたけしです。
今回のVoicyでは、「就学=ゴール」ではなく、「ここからが育ちのスタート」というテーマでお話ししました。
子育てや療育をがんばってきた保護者の方にとって、小学校への入学は「ひと区切り」と思いたくなる大きな節目ですよね。
でも実際には、そこからまた新たな課題や悩みが始まっていくことが多いのです。
この記事では、Voicyでお話しした内容の一部をご紹介しつつ、子どもの新しいスタートをどう捉えたらよいか、考えるヒントをお届けします。
Voicyはこちらからお聴きいただけます↓
就学=ゴール? 本当にそうでしょうか
就学前の数年間、療育に通ったり、教育相談を受けたり。
「この子のために」と尽力されてきた方にとって、小学校入学は大きな達成感を感じる瞬間かもしれません。
でも、環境が大きく変わる小学校生活では、これまで見えていなかった新たな困りごとや適応の課題が表面化することがあります。
たとえば、
・集団のスピードに合わせるのが難しい
・指示が通りにくい
・授業中に座っていられない
・自信をなくして意欲が低下してしまう
などです。
こうした場面で必要になるのは、「できる子」を目指すことではありません。
幼児期は、のびのび育つ「素地」を作る大事な時期
Voicyでも強調したのが、「就学前=型に当てはめる時期」ではないということ。
この時期に、「ちゃんとさせないと」「座らせないと」と「言うことを聞かせる対応」ばかりになってしまうと、子どもは本来ののびのびとした表現力や、自信を失ってしまうことがあります。
就学後に必要なのは、
・自分の気持ちを伝える力
・周りとうまくやっていく力
・やってみよう!とチャレンジする気持ち
です。
これらは、幼児期にたくさん失敗できる環境で育つことで育まれていきます。
「育ちの土台を整える」ことが、将来の困りごとへの最善の備えになるのです。
「じっと座れるようにする」ことを目標にしない
よくあるご相談のひとつに、「じっとい座っていられないんです。小学校が心配で…」
という声があります。
でも、ここで大事なのは、「座ること」自体をゴールにしないこと、です。
子どもによって集中の仕方はさまざまです。
動きながら学ぶ方が安心できる子もいれば、こまめに切り替えた方が力を発揮できる子もいます。
「どうすればこの子らしく学べるか」という「お子さんに合った方法」を一緒に探していくことが、何より大切なのです。
このテーマについては、今後深掘りしていきますね。
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