療育をがんばる親の心がラクになる考え方

こんにちは。こども発達LABOのにしむらたけしです。
今回は、「子どものために療育を頑張っている保護者の方」に向けて、少しでも心が軽くなるような内容をお届けしたいと思います。

こんなに頑張ってるのに、つらい。そんな気持ちになるとき

子どものために一生懸命に取り組んでいるのに、ふとしたときに「なんだかつらい」「これで合っているのかな」と不安になる。
そんな経験、ありませんか?

療育に通って、家でも声かけを工夫して、支援者とも連携している。
それでも思うように成果が見えないと、つい自分を責めてしまう保護者の方も多いです。

でも、忘れないでください。
あなたは、毎日ちゃんと子どものことを考えて、行動している。

もうそれだけで、十分に素晴らしい

「しんどい」と感じるのは、がんばっている証拠

「療育を受けさせること」は、簡単なことではありません。

情報収集、支援機関との連携、家庭での対応…日々やることは山ほどあります。

それをこなしているだけで、本当にすごいことです。

それでも、「もう無理かも」「疲れた」と思ってしまう瞬間がある。

それは、あなたがそれだけ真剣に、子どもと向き合っているからこそ出てくる感情です。
決して、ダメなことでも、弱さでもありません。

療育はマラソン。ペースを落としても、止まってもいい

療育は、短期で結果が見えるものではありません。
ときにジグザグに進んだり、停滞したり、後戻りするように見える時期もあります。

でも、それでいいんです。
大切なのは、子どもと一緒に「歩き続けること」。
親子で一歩ずつ、ゆっくりでも進めば、ちゃんと前に進んでいます。

疲れたときは、立ち止まって深呼吸しても大丈夫。
周りと比べず、「我が家のペース」を大切にしてください。

親の心が穏やかでいることが、子どもへの最大の支援

子どもが安心して過ごせるためには、親の気持ちが安定していることがとても大切です。
頑張っている親の姿を、子どもはちゃんと感じ取っています。

だけど、親も人間です。
感情が揺れる日があって当然です。
そんな日は、自分を責めずに、「今日はちょっとお休みしよう」と声をかけてあげてください。

5分だけでも、自分のための時間を持つ。
お気に入りの飲み物をゆっくり飲む。
誰かと他愛ない話をする。

子育てにおいては、ときに「サボること」も大切です。

そんな小さなリセットが、心の余裕を取り戻す助けになります。

親も子も、無理せずに。寄り添いながら、ゆっくり歩こう

療育のゴールは、「子どもが幸せに生きていけること」。
そのためには、親が心身ともに健やかでいることが、何より大切です。

つらいときは立ち止まって、誰かに頼って、また少しずつ進んでいきましょう。

あなたは決して一人ではありません。