YouTubeの保育所等訪問支援事業の動画にいただいた学校の先生からのコメント。
「訪問支援員が威圧的で、担任の先生が休職に追いやられた」そうです。
こういった事例は、よく伺います。つまり、訪問支援が上手く行くかどうかについては「支援員のスキルに依るところが大きい」ということです。
— にしむらたけし@療育事業所運営アドバイザー (@takepiyo2020) September 26, 2021
発達特性のあるお子さんが受けられる公費サービスの中に、保育所等訪問支援事業というのがあります。
これは、お子さんが通う地域の保育園や幼稚園、小中学校などに、発達支援の専門家が訪問し、園や学校と連携をとりながら、お子さんの園・学校生活をバックアップするというサービスです。
制度が始まって10年弱ですが、まだまだ認知されていないことに加え、このサービスを強引に推し進める事業者もあり、質の高い⇔低いが問題になっています。
質が低いというのは、ほぼ「訪問支援員と呼ばれる療育事業所の訪問者側の問題」です。
上から目線、訪問先の立場を考えることなく「この子にはああしろ、こうしろ」と指導的、など、その強引さには枚挙にいとまがありません。
自然に淘汰されていくのだと思うのですが、まだまだこの事業は、こういった悪徳事業所の横行がしばらく続くと思います。
保護者の方は、質のよい訪問支援と、質の悪い(問題を引き起こす)訪問支援を正しく見極めて、信頼できる事業所さんにお願いすることをオススメします。
そうでないと、保護者と先生の関係性まで壊されてしまいますので、注意しましょう。